お役立ち情報 2023.07.29

本日最終日 見どころは宮入 8月7日速報 令和5年住吉神社例大祭

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本日最終日 見どころは宮入 8月7日速報 令和5年住吉神社例大祭

 いよいよ5年ぶりの佃祭りが開催されます。8月号は7月号に続き、佃祭りの見どころを紹介しています。さらに詳細をHPに掲載します。

LINE公式アカウントに登録の方を中心に「明日の佃祭り」「今日の佃祭り」として直前の準備や見どころを配信することにしました。取材したのは住吉講二部世話人、菊池優児さんです。5年前の取材で大変お世話になりました。

うしろの画像正面の若衆は30年前の菊池さんです。

8月7日月曜日 いよいよ佃祭も最終日
6日日曜日に住吉講の手で町内を巡行し、勝どきの御旅所に向かいました。
さすが炎天下の中、勝どきまでくると、住吉講の皆さんもヘトヘトのようです。
木遣りを先頭に連合睦代表と高張提灯、弓張提灯そして八角神輿が続きます。動画でご覧ください。

ここで住吉講の揃衣の説明を
今年は、白は「若衆」、緑は「大若衆」「世話人」は青です。反物から仕立てまでオーダーメイドで今年だけしか着ません。
役割毎に色違いの揃衣が作られます。揃衣の下には「晒(さらし)」を、そして半股引、白足袋帯をキリリと締めて、袖をまくり、裾をはしょりあげます。
鉢巻は住吉講の手ぬぐいを前で結ぶと「住吉講」スタイルの出来上がりです。
この後、宮神輿(八角神輿)は勝どきの御旅所で一晩を明かしました。
8月7日は御旅所を出て、勝どき晴海、月島町内を八角神輿は巡行し、いよいよ夕方、新佃睦に引き渡されます。佃区民館あたりが見どころ。
そのあと、佃一丁目に入る三角公園近くで、ついに住吉講に引き渡されます。それからは厳かに宮入になります。住吉神社には許可された人しか入れません。
今年は菊池さんの手配で取材のため入場証をいただけました。8Kの撮影です。後日8K映写会を開催する予定です。では最終取材に行ってまいります。

8月5日土曜日
4日大幟があげられました。読者からの情報提供「宮神輿巡行図」
6本の大幟が夏空に掲げられました。
住吉講一部では新縁(しんべり 新入の若衆)の手で大幟があげられました。初めての青い目の住吉講メンバーだそうです。
当紙の編集部を置いているグローバルケア店長古田さんも勤務明けの夜に大幟を見に行きました。
素晴らしい画像をお送りいただきました。
大幟・佃小橋・祭り小屋・高層マンションそして佃掘に移る川面 お見事です。永久保存します。

読者からの情報  公式LINEをつかった速報佃まつり情報はたいへん人気のようです。
このHPのアクセス数もうなぎ上りです。多い質問では神輿の巡行情報です。各町会などで発表されていますが月島のUさんから一覧表を送っていただきました。
これなら一覧できます。
画面をクリックすると大きな画像PDFが開きます。

さぁいよいよ宮神輿(八角神輿)の登場です。6日日曜日早朝から出社祭が行われ宮神輿が宮出しされ佃公園テラスより船渡御から、佃月島、勝どき、晴海に巡行されます。
まずは住吉講のメンバーにより、勝どき東陽院裏の御旅所まで巡行します。
訂正 8月号で「宮神輿はここで一晩過ごします」「住吉講が夜警します」とありますが間違いでした。住吉講は夜警しませんが御旅所で着輦祭が行われます。
しっかり住吉講の方に読まれていました。

8月3日木曜日
明日4日の見どころ 大幟に参拝式
大幟てっぺんの名前がわかりました。菊池さんが住吉神社宮司さんにうかがっていただけました。
宮司様 情報ありがとうございました。
  
御幣(みてぐら)

秋田の竿燈まつりの竿先にもひらひらがありました。
でも佃祭りの御幣のほうが榊や籠がついて大きく立派です。
8月4日10時から
大幟の御幣(みてぐら)の下に旗がかかげられます。江戸城の方向に町内の6カ所に設置された6本の大柱に一斉にかかげられます。大川の川向うから見ると6本すべてが見えます。
佃の古い街並みと大幟が美しく見える見どころです。

8月4日18時ごろ 住吉神社に向かう「連合睦」の方々が西仲通りを歩きます。
それはかっこいい粋な祭り人の行進です。19時ごろには住吉神社の境内に住吉講とともに勢ぞろいで「参拝式」が行われます。明日からの大祭の無事を祈ります。
住吉講をはじめとした各講の揃衣(そろい)が一同に見ることができます。

編集長とブライセンのメンバーが8K取材に参加
聖路加タワーに本社があるIT企業「ブライセン」さんは日本でもまだ珍しい超高解像映像の8K撮影ができます。
佃にお住いの藤木社長からのお申し入れで、佃月島新聞と一緒に8Kで取材することになりました。夕方や宮入などの暗い場所でも効果を発揮するに違いありません。
佃月島新聞の取材腕章をしています。頑張れとお声がけをお願いします。

7月30日日曜日
佃島町内の6カ所に設置された大幟の柱が立てられます。このページを見た読者からも情報が寄せられました。

大幟が掛けられるは8月4日朝になります。

こんな大きな幟柱を立てるのは大変です。昔は人力で引き上げたのでしょうね。

そもそもこの大幟の由来です。この大幟の先端はなんでしょうか。
読者記者が取材しました。この柱先端のモジャモジャの名前はわかりませんでした。
榊と杉の皮を大きなかごに入れて先端に飾ります。魔除けなのでしょうか。
このおじさんの手作りです。



この大幟は寛政10年6月の大祭時に幕府の許可を得て建てられたもの。以来神輿海中渡御の際は必ず建てられた。浮世絵の広重にも描かれており江戸の名物として有名。
読者記者の意見
名前はわかりませんが大幟で結界を作って神域の目印ですかね。大祓いと呼ばれるもので、今は紙の紙垂(しで)が多いのですが杉も依代で使われることが多いので使用されていると思います。神主の大幣(おおぬさ)や地鎮祭、葬儀でも三種の神器をかける幡にもてっぺんに掲げたりしております。

LINEを見た読者からの投稿です。
昨日この制作をお手伝いした読者から連絡がありました。月島のKさんです。
これは佃の方は「吹き流し」と呼んでいます。榊と桧を薄く削ったものです。経木にそっくりな物です。
Kさん情報をありがとうございました。紙面では考えられないLINEとHPならではの
速報性ですね。


残念ながら「モジャモジャ」は描かれていませんね。この浮世絵をよーく見ると中ほどに、神輿が海中渡御をしています。詳しくは画像をクリック

7月29日より9月3日まで 本の森中央で 

新規登録区民文化財展2023~震災の記憶と佃島の記録~
令和5年4月1日に中央区民文化財として登録された「関東大震災避難記念碑」及び「佃島旧名主森家及び関係資料」の紹介を通じて、区の歴史文化を紹介します。また、同時開催として、月島在住の写真家・村越将浩氏が撮影した住吉神社「佃祭」の写真も展示します。

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