好美の幕末中央区68 清河八郎
コラムcolumn

好美の幕末中央区68一社ココラボ ボイストレーナー祖父江好美
さあ、上洛に伴い警護を考えた人物は?
尊王攘夷を唱えていた人物、「清河八郎」でございます。そうです、新徴組の前身は浪士組という名の組織です。上洛に先立ち、京都の治安回復を図ること。この頃、尊王攘夷を唱える志士たちが「天誅」を繰り返しておきていました。
はいここで解説です。 尊王攘夷とは尊王は天皇を尊ぶ外国勢力を追い払うことを攘夷。この二つの思想が重なり、尊王攘夷という言葉が生まれます。
幕末における天誅とは尊王攘夷派の志士たちが、自分たちの正義を貫くために、幕府の要人、開国に賛成する人物を暗殺する時に、使われた言葉となります。
つづく
編集長の一言幕末
好美さん!まだ近藤勇や土方歳三、沖田総司などの人気者を出し渋っているコラムですね。八郎の出身地山形庄内では維新の魁(さきがけ)と呼ばれています。
WRITER
祖父江 好美YOSHIMI SOFUE
コラム「幕末中央区」担当。声と身体を使った表現分野で活動している講師陣による団体「ココラボ」の代表。つくつきが開催したR65ミュージカルの作詞作曲演出を担当。鬼の演出家で出演者のシニアをビビらせた。幕末大好きのお母さんです。