幕末中央区 2025.07.04

好美の幕末中央区67 攘夷と上洛

コラムcolumn

好美の幕末中央区67  攘夷と上洛

さあ、中央区でも活躍した新徴組の話に進みましょう。文久3年(1863年)時の将軍、14代徳川家茂は朝廷から求められた「攘夷」についての協議をするため、孝明天皇の元に上洛します。 徳川将軍家からの上洛は、3代将軍徳川家光が寛永11年(1634年)に行なってから途絶えていたので、229年ぶりの上洛となります。
これだけでも、将軍が上洛することが異例の事態だということがわかると思います。(念のため!上洛とは京都に入ることを意味します。) さあ、200年以上ぶりの上洛に伴い警護をするぜ!と考えた人物がおりました。次回へ続く。
編集長の一言幕末
「新選組」は知っているけど「新徴組」はあまり話題にも映画・小説にもなりませんでしたね。なにかきな臭いにおいがしてきました。波乱や騒動の予感がする「新徴組」の登場です。

WRITER

YOSHIMI SOFUE

コラム「幕末中央区」担当。声と身体を使った表現分野で活動している講師陣による団体「ココラボ」の代表。つくつきが開催したR65ミュージカルの作詞作曲演出を担当。鬼の演出家で出演者のシニアをビビらせた。幕末大好きのお母さんです。

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