幕末中央区 2025.09.01

好美の幕末中央区69 幕末のおまわりさん

コラムcolumn

好美の幕末中央区69  幕末のおまわりさん

好美さん、万博のお仕事で多忙のため、編集長の代筆になります。前回までは新選組につながるだろうと思われる「浪士組」「新徴組」のお話でしたが…画像はAIが作成した想像図です。
庄内藩酒井家預かりとなった新徴組は江戸市中を昼夜交代で巡回しており、朱の陣笠や庄内藩の紋入り提灯を掲げて市中を練り歩いていました。
江戸湊として栄えていた築地や湊近辺、そして日本橋にも巡回していたでしょう。川向うの佃までは来なかったでしょうけど。
「酒井なければお江戸はたたぬ、おまわりさんには泣く子も黙る」
おまわりさんとは、古来からある市中巡回の官職である御見廻り(おみまわり)から由来する愛称ですが、この呼称は明治になって近代警察の巡査に受け継がれ、現代の警察官にも続いています。なにしろ物騒な幕末ですから江戸市中の治安維持も大変だったでしょうね。

WRITER

YASUTO SAKUMA

同期の団塊の世代は小田和正、高田純次、チャールズ国王は頑張っています。おやじの4時から飲み、編集長のひとりごと、シニアのためのIT教室、佃月島新聞こぼれ話、など好き勝手に書いています。どなたか手伝っていただけませんか。

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