好美の幕末中央区40 一橋慶喜最後の将軍
コラムcolumn
東京青年会議所(JC)でボイストレーナーの祖父江好美さんの連載コラム。
将軍徳川慶喜(よしのぶ)です。水戸藩主徳川斉昭(なりあき)の7番目の男子として生まれました。兄弟の中でも優秀で、11歳になると一橋家(ひとつばしけ)に養子に入ります。一橋家は将軍を出す家柄、1866年29歳で慶喜は15代将軍となります。
江戸ではなく京都を中心に活動し、有力諸侯と協調を図ろうとしますが薩摩藩など有力諸藩との対立が広がり、1867年、政権を朝廷に返上します、大政奉還ですね。
その後の戊辰戦争では朝敵とされ、これ以上の戦いは意味がないと考え、江戸城を新政府軍に明け渡しま
す。江戸幕府の最後の将軍となりました。