幕末中央区 2021.07.09

好美の幕末中央区  31  石川島造船所

コラムcolumn

好美の幕末中央区  31  石川島造船所

好美の幕末中央区  31  石川島造船所
日本青年会議所(JC)中央区委員会でボイストレーナーの祖父江好美さんの連載コラム。
石川島シリーズ
2つ前の回で石川島造船所のお話をしました。その後のお話です。
造船所は幕府から新政府の所管になりましたが1872年に閉鎖されました。その4年後平野富治さんが造船所を引継ぎ日本最初の民間西洋型船舶の造船所、石川島平野造船所を設立しました。そして1889年渋沢栄一さんはじめ、佐賀鍋島家、宇和島伊達家の出資により、会社組織となるのです。
おお!2024年発行の新一万円札の顔、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公!「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一さんの名前が登場ですね! 渋沢栄一は私邸を中央区兜町に移し、数多の会社が続々と設立され、兜町は日本経済の中心地として発展していきます。

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