幕末中央区 2020.01.09

好美の幕末中央区 15 江戸三大道場の一つ「士学館」

コラムcolumn

好美の幕末中央区 15 江戸三大道場の一つ「士学館」

新コラム登場
好美の幕末中央区 15 江戸三大道場の一つ「士学館」
佃月島新聞のサポーター企業Cheers㈱の役員でもある好美さんの連載コラムです。
江戸三大道場の一つ「士学館」が京橋に
幕末江戸三大道場の一つ『位の桃井』桃井春蔵の鏡新明智流『士学館』は、京橋公園のすぐ近くにかつてありました。
1856年、土佐の武市半平太や人斬りで有名な岡田以蔵が入門しており、武市は剣の腕前と人物が高く評価され、その後塾頭も務めました。
また道場の主、四代目直正は、幕末の混乱期は将軍徳川慶喜の上洛に警護役として同行するなど活躍をみせました。その後戊辰戦争の開戦に反対、幕府軍を離脱。その後大阪にて薩長の兵に剣を指導、そして監軍兼撃剣師範を務めました。その他二つの道場は、「玄武館 北辰一刀流 神田於玉ヶ池」「練兵館 神道無念流 九段下」です。ちなみに剣道二段の編集長は北辰一刀流です。

関連記事RELATED POST