幕末中央区 2019.10.09

好美の幕末中央区5 佃月島にある幕末その2

コラムcolumn

好美の幕末中央区5 佃月島にある幕末その2

新コラム登場
好美の幕末中央区④祖父江好美さんは幕末大好きの幕末女子です。つくつき新聞のサポーター企業Cheers㈱の役員でもある好美さんの連載コラムです。
佃月島にある幕末その2
石川島灯台は1866年(慶応2年)鬼平こと長谷川平蔵が創設した石川島人足寄場(軽犯罪者の更生施設)奉行の清水純崎が隅田川河口や品川沖航行の船舶のため、油絞りの益金を割き人足の手で寄場の南端に常夜灯を築かせたもので、六角二層の堂々たる灯台であった。一番喜んだのは近辺の漁民だった。
いまは佃公園内にそれを模したモニュメントが建築されている。ちょっと公衆トイレになっていて興をそぐが…。昔、全国からの外航船が集まり、内航船に荷物が移され江戸の掘割に運ばれていった水運の町「江戸湊」であったころが偲ばれる。

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