東京かわら版Vol.10:落語はどこで聴く
コラムcolumn
月島三丁目「東京かわら版」
代表井上さん演芸コラム⑩ 「落語はどこへ行けば見られるのか?」都内の寄席では基本的に毎日昼と夜、公演がございます。それ以外にも東京近郊では各所で多くのホール落語、落語会、地域寄席などがございます。 毎日多くの落語家さんが何百人と収容可能なホール、地域の公民館、はたまた飲食店など実にさまざまな場所で出演されていて、東京かわら版に掲載されているだけでも1か月に千件以上の落語会が毎月開催されています。
とにかく落語はライブが一番で、例えば「笑点メンバーが出ている」ですとか「イケメン落語家が出ている」「名前が面白い人が出ている」「出身地が同じ人が出ている」など、きっかけは何でも構いません。是非東京かわら版片手に落語会に足を運んでみてください。
どの落語会もほとんどの場合はドレスコードもなく、そこまで高くない料金で楽しむことができます。会によっては終演後、打ち上げと称し、噺家さんとお酒を酌み交わすことができるケースもあったりします。また何の予備知識がなくても、事前の勉強をしなくてもしっかりと演芸を楽しむことができます。
コスパ抜群の落語を是非お楽しみいただければと思います。
東京かわら版発行人井上健司 月島三丁目14-5
WRITER
井上 健司KENJI INOUE
コラム「演芸コラム」担当。月島3丁目に本社がある日本で唯一の演芸雑誌「東京かわら版」の二代目発行人。いろいろな視点で演芸を紹介している。おかげでつくつき読者の演芸ファンが急増して、山遊亭金太郎の襲名披露公演では多くの読者が参加した。