演芸コラム 2025.08.03

東京かわら版代表井上さん演芸コラム⑲ ご当地落語

コラムcolumn

東京かわら版代表井上さん演芸コラム⑲ ご当地落語

8月6日、7日は佃の住吉神社例祭(通称=佃祭)が開催される日です。 来年は三年に一度の例大祭となります。「佃祭」は落語の演目でもあり、寄席などでも耳にします。またこの辺りでは霊岸島(現・新川)が舞台となる「船徳」という落語もこの季節にはよく聴くことができます。季節や地域がリンクすると、更に趣深く楽しむことができますので、是非一歩踏み込んで落語を聴いていただければと思います。
さて、一件告知でございます。東京かわら版からは今まで新書が7冊発刊されていましたが、8月下旬に第8弾を発売予定です。『若手だった師匠たち~年間1000席の寄席通いノートから』(寺脇研・著)
今も第一線で活躍する重鎮たちの若かりし頃の高座に関して、著者の過去の様々な記事をまとめ、加筆・修正をした内容です。300頁を超えるボリュームで読みごたえもバッチリ!詳細は小社のウェブで決まり次第発表いたしますのでどうぞご期待ください!
寺脇研先生は映画評論家・映画プロデューサー・演劇プロデューサーとしての顔もあり、著作やプロデュース作品も多数。落語協会外部顧問。京都芸術大学客員教授。

「東京かわら版」月島三丁目14-5西仲通り相田書店他で発売中

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WRITER

TAKESHI INOUE

コラム「演芸コラム」担当。月島3丁目に本社がある日本で唯一の演芸雑誌「東京かわら版」の二代目発行人。いろいろな視点で演芸を紹介している。おかげでつくつき読者の演芸ファンが急増して、山遊亭金太郎の襲名披露公演では多くの読者が参加した。

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