東京かわら版Vol.4:寄席の昼席・夜席
コラムcolumn
佐久間編集長から、「寄席の昼席・夜席ってなんですか?」とご質問をいただきました。都内の寄席では昼公演と夜公演がございまして、それぞれ昼席、夜席と呼んでいます。寄席によっては昼席から夜席までぶっ通しでずーっと演芸を楽しむこともできます。「昼席(昼の部)」は正午あたりから、「夜席(夜の部)」はだいたい午後5時前あたりから開演しています。
それでは昼席と夜席は何が違うのでしょうか?正直そこまで大きな違いはありません。しいて言えば、昼席は緩やかな空気が客席に流れている、夜席はじっくりと噺や演芸を楽しむお客様が多い、という感じかと思います。皆様も是非お気に入りの寄席の、お気に入りの番組(芝居)を探してみてください。
…とここで紙幅が余ってしまいました。それでは少し月刊「東京かわら版」について紹介したいと思います。月島では相田書店で販売しています。ほか近郊では教文館、三省堂有楽町店でも取り扱いがございます。また月島三丁目の東京かわら版(これが会社の名前です!)でも販売しています。クレカや各種PAYも対応しています。お近くにお立ち寄りの際にはぜひお越しください!
「東京かわら版」発行人 井上健司
WRITER
井上 健司KENJI INOUE
コラム「演芸コラム」担当。月島3丁目に本社がある日本で唯一の演芸雑誌「東京かわら版」の二代目発行人。いろいろな視点で演芸を紹介している。おかげでつくつき読者の演芸ファンが急増して、山遊亭金太郎の襲名披露公演では多くの読者が参加した。