住吉神社例大祭 入門 2018.04.12

住吉例大祭スケジュール

コラムcolumn

住吉例大祭スケジュール

住吉例大祭スケジュール
住吉講掲示板
佃掘に参部小屋があります。住吉講は壱部・弐部・参部と連番で三年ごとに例大祭の仕切りを行います。今年は参部が当番担当です。そこに住吉講のチラシが張り出されていました。これを見ると例大祭・住吉講の情報がよくわかります。
8月3日金曜日から6日月曜日まで 一日目は宵宮と呼ばれる前夜祭です。 夕刻には大幟旗が掲揚され、参拝式には住吉講をはじめ、連合睦も集合します。 いよいよ4日間の例大祭が始ります。

二日目 土曜日
午前中の獅子頭宮出しは見逃せません。住吉講当番の参部若衆が我先にと縁起がいいとされる一番に獅子頭の鼻先を掴もうと疾走します。


晩に行われる「御霊遷し」は住吉神社の御霊を灯りを消した真っ暗の中、「宮神輿 八角神輿」に遷す神聖な行いです。

住吉神社宮司様
こうした祭事を取り仕切るのが宮司様です。江戸時代正保三年(1646年)を起源とする住吉神社ですが現在の宮司様は13代目。八角神輿や獅子頭と同様に例大祭の大切な役割を担っています。  裏方で支えるのは究極のボランティアの住吉講の方々です。どんな人たちなのでしょう。

住吉講の方々
当たり前ですが普通の方です。募集チラシには16~40歳ぐらい、主な活動は3年に一度の例大祭の準備から片付けまでなど諸行事のお手伝い。入講費一万円・浴衣代金ほかとなっています。最初は「新縁 しんべり」として若衆からスタートです。イメージでは築地市場の方が多いのかと思っていましたが、それほどではないようです。でも取材協力の「大若衆」菊池さんは普段はこんなです。


その他、住吉神社内で行われる龍神祭(4月8日開催)やさくら祭り(4月7日8日開催)のお手伝いも住吉講の大切な行事です。こんな佃島を祭りを愛する人たちに支えられて例大祭は着々と準備されているのです。

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