住吉講 裏方の仕事
コラムcolumn
住吉講 裏方の仕事
大祭の行事日程は右ののとおりですが、この行事には、大変な準備が必要なのです。
8月3日に大幟が佃島に掲げられますが、佃小橋脇の佃堀に三年前に埋設されている「大幟柱・抱木」を掘り出さなければなりません。7月1日日曜日大潮の午前11時から掘出しが行われます。その他寄付板や佃の入口「黒木鳥居」、町内神輿や獅子頭を安置する「御仮屋」の設置などほとんどが「講」の方々の奉仕で行われます。7月の日曜日はほとんどがその準備に費やされるのです。
住吉講の揃衣
反物から仕立てまでオーダーメイドです。「当年の揃衣は当人の物」と言われ例大祭の時に新調され、本人だけが使用できます。世話人・大若衆・若衆と役割毎に色違いの揃衣が作られられます。7月号では今年の揃衣をご披露いたします。
祭りの衣装
揃衣の下には晒(さらし)をそして半股引、白足袋と。その上に揃衣の袖を通し、帯を締めて袖をまくり、裾をはしょり上げます。鉢巻きは「住吉講手ぬぐい」を前で結ぶと住吉講神輿スタイルの出来上がりです。
この連載は住吉講大若頭菊池さんに監修いただいています。