オヤジの4時から飲み 2020.12.31

第5回 月島『ひょうきん村』探訪記 再開発で閉店!

グルメgourmet

第5回 月島『ひょうきん村』探訪記 再開発で閉店!

2021年10月21日木曜日 オヤジは根岸さんの取材です。
残念ながら、月島3丁目北地区の再開発のため、地域の方に惜しまれながら2023年に閉店しました。

月島もんじゃストリートから一歩隅田川方面へ。その角にあるのが今宵探訪する「ひょうきん村」。
佐久間編集長とけいこ女史の3人で訪問。営業開始がネットでは5時15分となっていたため、ちょっと一杯ひっかけてほろ酔い気分で到着。体温を計測し、手を消毒してスタート(=コロナ禍では当然)

佐久間編集長から今回は3つの連載企画を一挙に取材しました。
「オヤジの4時から飲み」「おんなひとり酒」「月島3丁目の夕日」省エネ取材です。

驚いた!店に入った瞬間からタイムスリップ。
瓢箪などがぶら下がった民藝調の内装と大きめの囲炉裏(=火はないが)が二つ。この囲炉裏を囲むように先客の皆様が「呑み」真っ最中。
こんな佇まいのお店が繁盛店として残っているのがやはり月島!

肴はやはり魚でしょとの一致した答えから、豊富なお品書きの中の「インドマグロの脳天刺し」「道産秋刀魚刺し」を選択。
あわせるのは日本酒が絶好(=銘柄もたくさんある)と思いつつ、若きころ安く酔えた定番ホッピーを注文。

ホッピーは中一杯に瓶一本を合わせるのが基本。
いや瓶一本あれば中三杯いけるなどとの与太話から乾杯へ!するとお待ちかねの肴が到着。
新鮮という言葉では語り尽くせないほどの美味に感激、そして量も3人でたっぷり以上!値段のことはとやかく言うほどヤボなオヤジではないが安いのは確か!

酒の酔いとともに、話も盛り上がり「日本の今を、社会を、そして貧困を憂い」など高尚なテーマに!まるで青春時代の居酒屋で熱く語った「愛だ!恋だ、そして日本の明日は!我々がやるべきことは!」と同じ感じだなぁと。お店のマジックで一気に時代を遡って還暦オーバーの私も20代の青春真っ只中へ!恥ずかしいくらい語るは語る。

話を聞いたら、このお店も再開発で閉店する予定だとか(=時期は知りません。すいません。)。
良き店が次々と無くなる月島の宿命かなとも思いつつ店を後にした。

無くなるまえに早く行かなければとの思いより、この店が今夜も開店していることに感謝。今も青春だ!と思っている方も、青春時代はよかったなと思っている方も、ぜひ良き酒と良き肴の力をかりて熱い心で語りあいましょう!
追伸 トイレには、酒造メーカーから提供された水着のギャル(=あえて使います)のポスターの嵐!
このポスターを眺めるだけでも秒速で昭和に戻れます。ぜひご体験を!

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