もんじゃ店を町のコミュニティ空間にしたい！ 　月島もんじゃ駄菓子屋

先日、西仲通りを歩いていると、観光客らしき男性に声をかけられました。
出張で東京へ来たのでせっかくだからもんじゃを食べて帰りたい、どこかおすすめはありませんか。
いじわるな編集長の回答は「もんじゃはどこで食べても同じだよ。地元の人は5年にいっぺんぐらいしか食べません」　でも編集長がおすすめする店があるのです。もんじゃ愛にあふれた店主ともんじゃを語る熱意はほかの雇われ店長ではできません。でも今は人気店になり、ネットでの予約しか受け付けていません。

西仲通りに活気が戻ってきました。観光客や修学旅行生徒も目立ってきました。相変わらず行列のもんじゃ店も多いですが地元の人は意外ともんじゃを利用していないかもしれません。頻繁に行く居酒屋はあったとしてもそれに、もんじゃ店はなかなか入りません。
今年の一月に開店した「月島もんじゃ駄菓子屋」は西仲通り「うるしはら魚店」から東に入った路地裏のもんじゃ店です。入口が飲料ドリンク自動販売機（使えません）になっている遊び心いっぱいの店です。入口でウロチョロしているお客様を何回も案内したことがあります。　店主ひげの小田野さんは北千住育ち、北千住の下町もんじゃは「ぼった」と呼ばれていました。店主が語るもんじゃの歴史と文化は行列のもんじゃ店では聞けないものです。　長屋を改装した二階は18人貸切可能。月島に数多くあるもんじゃ店！「編集長！もんじゃ店を紹介して」。最近はユニークなこのお店を勧めています。駄菓子屋のショップカードにこんな記載があります。「もんじゃ店はコミュニティ空間だ」