つくつき散歩草花日記8 スイレン
おでかけtrip
七夕を過ぎれば夏本番。日陰を求め路地裏を辿れば、軒下の涼しげな水鉢や白箱から睡蓮の花が顔をのぞかせます。 鉢の中では目高や金魚がゆらゆら泳いでいることも。水辺近い佃月島ならではの風景ですが、再開発とともに消えてしまうことも多いです。日本では自生種の羊草のほか、明治時代に外国品種の輸入が始まり、米国留学した川瀬先生(朝ドラ「らんまん」の広瀬先生)が東京で30品種以上育てて愛好家に広まる礎となりました。
永井さんとは築地や月島の飲食店でばったり。今度は飲食店の紹介もお願いしてみます。
WRITER
永井 春菜HARUNA NAGAI
コラム「まちかど植物観察日記」担当。野鳥と並んで街歩きで見つけた草花を紹介している人気コラム。街歩きで見つけるのは草花だけではなく、ホームページ限定で執筆しているグルメコラム「隣町へ夜 散歩」ではユニークな飲食店を紹介している。