つくつき散歩草花日記14 山茶花
おでかけtrip
年明けて寒さ深まる睦月。初冬から咲く山茶花が冬枯れの風景を鮮やかに彩ります。日本の固有種で庭木・生垣に古くから親しまれ、種は食用油に、花は冬の季語としてうたわれてきました。紅や濃桃、桃色がかった白い花が、佃月島の軒先や植栽を彩っています。花言葉は「ひたむきな愛」。紅い花を咲かせる古木を見つけたら大事に見守ってくださいね。京都の詩仙堂には樹齢350年の山茶花がありますが、浜離宮の山茶花も美しいです。
WRITER
永井 春菜HARUNA NAGAI
コラム「まちかど植物観察日記」担当。野鳥と並んで街歩きで見つけた草花を紹介している人気コラム。街歩きで見つけるのは草花だけではなく、ホームページ限定で執筆しているグルメコラム「隣町へ夜 散歩」ではユニークな飲食店を紹介している。