まちかど植物観察日記 2025.07.03

つくつき散歩草花日記20 ギボウシ

おでかけtrip

つくつき散歩草花日記20 ギボウシ

夏至を超え涼しさを求める七月、月島の隅田川緑道の木陰や軒先に涼しげな薄紫の花を咲かせるのがギボウシ(擬宝珠)。東アジア原産で日本の山間湿地で多様な自生種が見つかる多年草です。花や葉色が多様で日陰でもよく育つので、江戸時代に多くの園芸種が生まれ、欧州でも人気の庭植物です。品種によっては十月まで咲きます。
オオバギボウシの若芽は山菜のウルイとしてサラダ・浅漬・酢味噌和えと春先の楽しみになっています。

WRITER

HARUNA NAGAI

コラム「まちかど植物観察日記」担当。野鳥と並んで街歩きで見つけた草花を紹介している人気コラム。街歩きで見つけるのは草花だけではなく、ホームページ限定で執筆しているグルメコラム「隣町へ夜散歩」ではユニークな飲食店を紹介している。

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