街角植物観察日記② 石川島公園に咲いている花 佃二丁目Kさん取材
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街角植物観察日記 佃二丁目Kさん取材
今月は石川島公園に咲いている花に注目してみました。
よく「星のような」と形容される、先の尖った六弁の花が、カーペットのように咲き揃っているのは、名前をハナニラといいます。色は白、青紫、薄ピンクがあります。 石川島公園では白と青紫が植えられています。ユリ科ハナニラ属で、食用のニラはユリ科ネギ属です。切ると、ニラと同じ臭いがしますが、食用にはなりません。洗面器いっぱいで食べない限り害はありませんが、それでも毒性がありますので、試したりするのは止めましょう。
青と白の可憐な花は、なんと、オオイヌノフグリといいます。春から初夏にかけて、日当たりの良い草地に、群生します。ゴマノハグサ科クワガタソウ属で、摘むと花はポロっと落ちてしまいます。変な名前ですよね。
学生時代、花の形の何処が犬のフグリなのかと不思議に思ったものですが、最近、花の後の実の形がまさにその形なのだとわかりました。名前を付けた人は良く観察していると感心しました。
花が咲いていた場所を覚えておいて、結実を観察してみませんか?