街角植物観察日記④ 金糸梅と未央柳 佃二丁目菅野さん
おでかけtrip
街角植物観察日記④ 金糸梅と未央柳 佃二丁目菅野さん
今年はあらゆる生物が例年より早い発生となり7月号用にマグノリア属の画像を撮ろうと待っていたら、既に終わりかかっていました。8月頃につがいで舞い飛ぶ可愛いホタルガという蛾も既に沢山舞い始めています。ので!今月は画像が撮れたオトギリソウ属の金糸梅と未央柳(ビヨウヤナギ)をご案内しましょう。どちらも学名をヒペリカムといい、花屋で同名で売っている、小さなドングリのような柿色の実を沢山つけた切り花と同じ仲間です。街路樹の下に植えられているのを目にする事があると思いますが、直径5~8cm程の、大変目立つ照りのある真黄色の花がこの季節、街を明るくしています。
キンシバイはその名のとおり、花の形がウメの花に良く似ています。葉は長さ2cm程の卵形長楕円形。ビョウヤナギの花びらは5弁の卍の形になり、なんといっても40本ほどの長い雄しべが繊細で特徴的です。葉は4~8cmの長楕円形で花の無い時でも見分けがつきます。