まちかど植物観察日記 2018.11.11

街角植物観察日記⑧ヒガンバナ 佃二丁目菅野さん

おでかけtrip

街角植物観察日記⑧ヒガンバナ 佃二丁目菅野さん

街角植物観察日記⑧ヒガンバナ 佃二丁目菅野さん

石川島公園の斜面に、ヒガンバナが咲き揃っています。(10月時点)ヒガンバナ科スイセン属の有毒球根植物で、曼珠沙華(マンジュシャゲ)や、ハミズハナミズの別名があります。花が咲いている時は葉は無く、葉が出る頃には花は枯れて無くなっている事から付けられたのでしょう。
この花を忌み嫌う人もいますが、それは昔、人も家畜も亡くなると火葬せずに、土中に埋葬していたので、野犬等が死肉を漁って墓を掘り返すため、有毒である事を利用し、墓の周囲に植えていたことから、ヒガンバナ=墓所のイメージが離れないのでしょうね。 反り返った6枚の花弁と繊細な雄しべが秋の透明な風に揺らぐ様は、輝くように美しいのですけれどね。

関連記事RELATED POST