街角植物観察日記⑨ヒイラギ 佃二丁目菅野さん
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街角植物観察日記⑨ 佃二丁目菅野さん ヒイラギ
クリスマスに相応しくヒイラギ。花の時期はとても短く7日持つか否かです。新聞発刊時には見ることはできないかも。
モクセイ科モクセイ属の雌雄異種、常緑樹小高木です。キンモクセイが余りにも華やかに香りを放って咲くので、その後で密やかに咲くため気づく人は少ないと思います。花の形はモクセイと同じですが、香りはキンモクセイともギンモクセイとも異なり、透明感のある高貴な香りがします。 クリスマスには赤い実を着けたクリスマスホーリーという種もありますが、こちらの実は翌年の6~7月に楕円形で、熟すと黒色になります。節分に鬼が嫌うとして目刺しの頭を突き刺して、戸口に下げる風習があります。老木になると葉の縁のトゲトゲがなくなりますが、強く刈り込むと、新しく芽吹く葉はトゲトゲ(鋸歯ーキョシ)があります。若返りでしょうね。