まちかど植物観察日記 2019.01.11

街角植物観察日記⑩ 佃二丁目菅野さん 門松

おでかけtrip

街角植物観察日記⑩ 佃二丁目菅野さん 門松

街角植物観察日記⑩ 佃二丁目菅野さん 門松
正月は、門松を招福の目印として玄関に飾ります。 百貨店や大企業などの立派な門松では高さの違う青竹3本を中心に立て、若松で足元を締めています。この竹の仕立て方に、幾つかの形があります。竹は節の中に水が溜まると色が変わり、腐ってしまうので、節の上で切る節止めと言う方法の物と、天辺を斜めに切った形の物があります。

最近では切り口が笑っている様に見えるので、節の少し下まで切る形も見かけます。葉付きの竹の場合は見えない処へ小さな穴を開けます。節毎に水を差しておくと、一週間程は葉が活々していきます。手間は掛りますが他では見られない洒落た門松が出来ます。梅は縄で梅型に飾り結びし、真ん中のシベがしっかり天に向いているのが良い仕事とされます。
今年はお雑煮の腹ごなしに、門松観察に出てみませんか?

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