街角植物観察日記51 佃二丁目 菅野さん 「コニファー」
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街角植物観察日記51 佃二丁目 菅野さん 「コニファー」
最近ビルの緑化に、コニファーと呼ばれる針葉樹類が多用されているのをお気付きでしょうか。コニファーとは毬果を付ける針葉樹の総称で、形状は高中低とあり、高木は自然に整形された円錐状に育ちフォーカルポイントになったり、低木は地を覆うように育ち、グランドカバーで利用されます。
色も濃緑系、青系、灰色系、黄色系などあり、更に、冬の寒さに当たると先端が赤紫になる物まで、形状色彩の多種多様を利用して、絵を描くように景色を作り出せるので、建築・造園界では30年程前から急速に使われるようになりました。
種類はヒノキ、ツガ、トウヒ、モミ属等があり、日本には約200種位定着しています。ホームセンターには常に4~5種類は置いてあるので、特徴と名前を覚えて楽しんでください。小さなゴールドクレスト等を、使わなくなったお皿に、乗せてテーブルクリスマスツリーに仕立てると冬のリビングがワンランクアップします。