好美の幕末中央区46 大隈重信
コラムcolumn
日本の第8代・17代総理大臣、早稲田大学(東京専門学校)を創った男。大隈重信。1838年生まれ。暮らしは実家が裕福で、成績優秀。弘道館から蘭学寮へ入り西洋の医学や兵学、政治経済、英語も学び長崎にて教育者に。
トーマス・グラバー、坂本竜馬、岩崎弥太郎などとも交流があり。英語力のある大隈は海外とのビジネスを広げ、佐賀藩の財政が豊かになり戊辰戦争では官軍側として活躍します。
その後の功績は多く、鉄道敷設、太陽暦導入、郵便制度整備、日本最初の政党内閣をつくります。人材の育成にも力を入れ国民第一を唱える大隈は人気は抜群。大隈が亡くなった時の国民葬では、会場には約30万人もの民衆が集まった。一時築地に居住していたのでこのコラム掲載資格あり。
WRITER
祖父江 好美YOSHIMI SOFUE
コラム「幕末中央区」担当。声と身体を使った表現分野で活動している講師陣による団体「ココラボ」の代表。つくつきが開催したR65ミュージカルの作詞作曲演出を担当。鬼の演出家で出演者のシニアをビビらせた。幕末大好きのお母さんです。