好美の幕末中央区1 吉田松陰1
コラムcolumn
幕末の偉人、吉田松陰。彼が最期を迎えた場所が中央区小伝馬町だ。
1854年黒船艦隊に密航を企て失敗、小伝馬町の牢屋敷に送られた。その後山口県萩市に戻り、松下村塾にて幕末の切り札となっていく多くの志士を育てた。だが数年後に安政の大獄にてふたたびこの小伝馬町の牢に入獄することになる。1859年、クレイジーな男は30歳の若さでこの世を去ることになる。
「身はたとひ 武蔵野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」
(十思公園内にて)
WRITER
祖父江 好美YOSHIMI SOFUE
コラム「幕末中央区」担当。声と身体を使った表現分野で活動している講師陣による団体「ココラボ」の代表。つくつきが開催したR65ミュージカルの作詞作曲演出を担当。鬼の演出家で出演者のシニアをビビらせた。幕末大好きのお母さんです。