演芸コラム 2024.02.13

東京かわら版Vol.2:余一会(よいちかい)

コラムcolumn

東京かわら版Vol.2:余一会(よいちかい)

寄席の世界では31日は「余り一」で余一会(よいちかい)といわれ、特別興行が開催されます。詳細は各寄席のホームページや、「東京かわら版」でチェックしてみてください。アッと驚くような番組が開催されることもしばしばです。 寄席に行くのには知識がなければいけないのかな?着物を着なければいけないのかな?など不安に感じることもあるかもしれません。でも何の心配もいりません。 寄席は老若男女、落語を聴いたことがない人、どんな人でも大歓迎です。寄席は基本的に年中無休で皆様のお越しをお待ちしております。更に寄席はコストパフォーマンスが高いのです!場所によってはお昼から夜まで、ずーっといても三千円ほど!更には夜割、学割、そして東京かわら版割引など、色々お得に鑑賞できる割引料金もあります。また、繁華街にありますので終演後は気の合う仲間とお酒を飲みながらその日のマイベスト一席を語り合うのもいいですね。
でも寄席はどういうふうに楽しめばいいのか、そもそもどこの寄席がおすすめなのか、など不明の点も多いのではないでしょうか。次回は各寄席のおすすめポイントを紹介いたします。
東京かわら版」発行人 井上健司

WRITER

KENJI INOUE

コラム「演芸コラム」担当。月島3丁目に本社がある日本で唯一の演芸雑誌「東京かわら版」の二代目発行人。いろいろな視点で演芸を紹介している。おかげでつくつき読者の演芸ファンが急増して、山遊亭金太郎の襲名披露公演では多くの読者が参加した。

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