フレンド薬局通信 2024年08月

NO.129 不足しやすい「亜鉛」

暮らすlife

今月は不足しやすい「亜鉛」についてです。
亜鉛は体内に約2g含まれるとされており、成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、すい臓、肝臓など多くの臓器に存在しその役割は多様です。
その役割は多岐にわたり、皮膚や髪の毛、粘膜の健康維持、生殖機能の維持、免疫機能の正常化、さらにはストレスの軽減など、日常生活の質を高めるために欠かせない。
亜鉛不足による健康問題は日常生活における小さな不調から始まることがある。たとえば味覚が鈍くなったり、風邪を引きやすくなったり、皮膚や髪の毛の状態が悪くなったりといった症状が亜鉛不足のサインである可能性がある。これらの症状に気付いたら、亜鉛の摂取が足りているかどうか意識することをお勧めしたい。
亜鉛不足を防ぐには意識して亜鉛を多く含む食品を選ぶことが重要だ。カキは特に亜鉛が豊富な食品として知られており「亜鉛の王様」とも呼ばれている。レバーやナッツ、豆類なども亜鉛が多く含まれている。これらの食品を日常的に取り入れることで亜鉛不足を補い、体内の様々な機能を支えることができます。

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