フレンド薬局通信 2024年11月

フレンド薬局通信No.132  夏風邪

暮らすlife

小児の『夏風邪』について
夏風邪の代表的なものとしてヘルパンギーナ、手足口病、プール熱があります。それぞれウイルスが原因なので抗生物質は効果はなく、基本的には自然に軽快するので治療は対症療法です。
手足口病とヘルパンギーナはコクサッキーウイルスが原因となり、手足口病という病名の通り手、足、口に水疱が出来ます。またヘルパンギーナは口腔内にのみ水疱が現れるのが特徴です。 口の水泡が破れると唾液や食べ物を飲み込めないほどの痛みを感じます。夏の暑さに加え発熱を伴うことも多く脱水に注意が必要なので、口の痛みが強くても積極的に水分補給が必要です。
今年は特に手足口病が感染拡大しているので注意しましょう。

2020年以降は新型コロナの予防のため、手洗いうがいなどが徹底され子供の夏風邪も流行が抑制されました。言い換えれば、夏風邪のウイルスに免疫を持たない子供たちが増えているとも言えます。コロナ後もしっかり感染対策をしてください。

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