フレンド薬局通信 2024年05月

No. 119 花粉症と治療薬

暮らすlife

今年の花粉の飛散開始は2月8日〜12日頃となり例年より早まると予想されています。薬局でもすでに花粉を感じ始め薬をもらいにくる方が増えてきました。

また飛散量は昨春の8割程度と少なめ予想されていますが、花粉で毎年悩まされる人には関係ないでしょう。 一般的に治療には内服薬や点鼻薬を使用します。様々な種類の薬が出ていますので症状に合わせて医師に処方してもらうのが良いでしょう。

また時間がなく市販の薬を使用する場合は注意が必要です。内服薬では眠気が出やすいものも多く車の運転や危険な作業を行う人は注意が必要だ。点鼻薬も「ナファゾリン」や「テトラヒドロゾリン」などの血管収縮薬を使う場合は使い過ぎに注意です。鼻詰まりの原因は鼻腔内の血管が拡張し腫れが起こることが原因、血管を収縮させることで一時的に腫れは治り鼻詰まりも改善するがあくまで一過性です。そして症状が出たからと言ってこれらの成分の入った点鼻薬を長期に使い続けると薬剤性鼻炎を起こす可能性もあります。 薬の選択は医師、薬剤師に相談を。

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