フレンド薬局通信 2023年07月

No. 90 日焼け止め対策

暮らすlife

日焼け止め対策は、肌を紫外線から守り、日焼けやシミ、皮膚がんのリスクを軽減するために重要です。まず、適切なSPF(Sun Protection Factor)を選ぶことが大切です。SPFは、紫外線B波(UVB)から肌を守る効果を示す指標であり、肌の日焼けを防ぐ効果が高いほど良いとされています。SPFは1-50まで強さがありSPF30以上の日焼け止めを選ぶことが推奨されています。
また、日焼け止めは、紫外線A波(UVA)からも肌を保護するため、広域な保護効果を持つものを選ぶことも重要です。パッケージや商品説明に「UVA対策」「広域UVカット」といった表示がある日焼け止めを選びましょう。またPAと表記されることもありPA+〜++++の4段階です。

日焼け止めの塗り方も重要です。肌に薄く均等に塗るだけでなく、紫外線に長時間さらされる前に20〜30分前に塗布し、2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されています。特に水泳や汗をかく場合は、水に強いタイプの日焼け止めを使用し、こまめに塗り直すことが大切です。

日焼け止め対策は、顔だけでなく、全身に行うことも重要です。特に露出の多い部位や日差しが強い時間帯には、日焼け止めを使って肌を保護しましょう。さらに、帽子やサングラス、日傘などのアクセサリーを利用することも効果的です。最後に、日焼け止めだけでなく、紫外線対策として日傘や帽子、長袖や長ズボンなどのUVカット衣類を活用することもおすすめです。これらの対策を組み合わせて行うことで、効果的な紫外線対策ができます。

日焼け止め対策は、肌の健康を守るために欠かせないものです。

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