お役立ち情報 2023.11.23

佃一丁目小澤(濱長)宅の解体が始まる!12月9日現在 ほぼ解体終了

暮らすlife

佃一丁目小澤(濱長)宅の解体が始まる!12月9日現在 ほぼ解体終了

佃一丁目(元佃)には立派な木造の民家が残っています。旧飯田家(たじま)、伊東家(正政)そして大川沿い、住吉神社の赤鳥居そばの小澤家(濱長)の住宅です。大正後期、昭和初期の建築と思われます。残念ながら取り壊しが始まっています。跡地など詳しい計画は判明していませんが、旧飯田家などと同様に残って欲しい住宅でした。

佃に残る、贅を尽くした数寄屋造りの見晴らしの良いお屋敷

濱長商店の創業者である小沢長吉が住んだ大変凝った造りの住宅建築である。
座敷欄間や漆塗りの窓枠、風呂場の船底天井等、細部に凝った意匠が見られる。
隅田川沿いに立ち、佃のランドマーク的存在である。
代々小澤家により大切に住み続けられ、受け継がれてきた建築である。 中央区HPより

濱長 大正12年(1923年)築地の東京魚市場に『濱長商店』として、小沢長吉が問屋兼仲買業を開業
昭和11年(1936年)築地本場の本格的な業務開始とともに本場に移転。仲買専業となる。
現在は豊洲に移転し、水産卸売業として営業している。


11.18撮影 解体工事中

2023.11.23 読者Tさんから Nさんからも 悲しいけどきれいな画像です。   
    


11.24 佐久間撮影 左のレンガ塀はなんだったのでしょうか。右側の家屋は濱長さんの作業場でしたので今度聞いてみましょう。

12.9撮影 奥にも前面より新しい違った住宅があったようで全体では40坪ほどの面積でした。
解体業者さんのお話、12月15日までには解体工事完了
中は立派な建物で今住めるぐらいよく手入れがされていた。立派な金庫やタイル張り浴室、防空壕も掘ってあった。左右のレンガ塀は防火塀として作られていたようだ。

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