幕末中央区 2020.04.09

好美の幕末中央区16 小千葉道場

コラムcolumn

好美の幕末中央区16 小千葉道場

幕末おたくのCheers㈱役員、好美さんの連載コラムです。
東京駅八重洲に、「小千葉道場」がかつて存在した。主は、千葉定吉。北辰一刀流剣術の創始者千葉周作の弟で、玄武館道場(兄周作の道場)の隆盛に貢献した後、八重洲の桶町に開設した。 嘉永6年には、剣術修行のために江戸に出てきた、土佐藩坂本龍馬も定吉の元で修行したとされている。(この時定吉は仕官していたため、定吉の息子重太郎のもとで修行に励んだとも考えられる)幕末で活躍した龍馬、また同じように志を持った多くの武士たちが日々鍛錬した道場である。

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