No.131　リフィル処方せんについて

アメリカ、フランス等では既に導入されている制度であり、日本でも2022年4月に導入されました。「リフィル処方箋」とは、症状が安定している患者さまに対して、医師が「リフィルによる処方が可能」と判断した場合に発行される、最大3回まで繰り返し使用できる処方箋です。
リフィル（refill）は「詰め替え」という意味で、医師によって定められた回数と期限内で繰り返し使うことができます。
日本では医療費抑制のため処方箋をもらうためだけに受診する「お薬受診」にかかる医療費の抑制につなげる狙いがあります。
患者さんにとっても通院の負担や医療費も抑制につながり大きなメリットがあります。
ただし病状の小さな変化など見逃される可能性はあるので薬局薬剤師の役割は重要と考えています。しっかりとした薬剤師による問診とかかりつけとしての機能をもった薬局で薬をもらうことをお勧めします。