No.103 健康寿命
暮らすlife
「健康寿命」を長くするためには、足腰や脳を鍛える「筋トレ」「脳トレ」のほかに、「骨」も重要です。 介護が必要となった原因のうち2割が骨折・転倒、関節疾患など骨に関する項目だったという報告もあり骨を強くすることは非常に重要です。骨を強くすることで健康寿命を3年ほど延長できると言われています。
都道府県別の健康寿命ランキングを見ると1位が長野県。長野県が取り組んできた骨を強くする方法として「かかと落とし」がある。かかと落としは、立った状態でかかとを上げ、ストンと床に落とす体操のこと。長野県はこの体操を長く続けてきたようだ。それが健康寿命ランキング1位に寄与している可能性もある。
骨粗鬆症を回避することも重要です。骨粗しょう症のリスクは加齢だけでなく、遺伝や運動不足も影響を与えます。女性だけでなく高齢の男性も注意が必要であり、骨密度検査や適切な運動習慣が重要です。筋肉の量を増やすことも骨を強くするために重要であり、握力や下肢の筋力のチェックも大切です。