幕末中央区 2021.08.09

好美の幕末中央区32 渋沢栄一シリーズ

コラムcolumn

好美の幕末中央区32 渋沢栄一シリーズ

渋沢栄一シリーズ
大河ドラマの今年の顔!渋沢栄一シリーズの始まりです。江戸末期、武蔵国榛沢郡血洗島村(現埼玉県深谷市血洗島)の農家に生まれました。一橋慶喜に仕えて幕臣となり渡欧、その後明治新政府の役人(大蔵省)を務め、退官後は実業家として500を超える会社の設立や経営に携わりました。
そんな栄一さんは中央区にもいくつもの会社を起こしておりますが、なんと邸宅が日本橋兜町にありました! 明治6(1873)年から9年まで住んでいました。その後、他の場所に移りましたが、明治21年(1888)年に再び兜町に戻ります。日本橋川沿いに建つ渋沢栄一邸はベネチアンゴシック様式のおしゃれな洋館でした。(辰野金吾設計)

WRITER

YOSHIMI SOFUE

コラム「幕末中央区」担当。声と身体を使った表現分野で活動している講師陣による団体「ココラボ」の代表。つくつきが開催したR65ミュージカルの作詞作曲演出を担当。鬼の演出家で出演者のシニアをビビらせた。幕末大好きのお母さんです。

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